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2006年08月10日

米Sony、ポケットサイズの“IM+音楽”デバイスを発表

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0608/08/news050.html

 何年か昔から、携帯電話の次世代的な形はIM(インスタントメッセンジャー)なのではないかと思っていました。携帯電話での常時接続が常識となり、バッテリの駆動時間の問題が解消されてからの話ですが。

 つまりは、アドレス帳にいるメンバーが「今、何をやっているのか」「すぐにレスポンス可能な状況か」などが一覧的にわかる携帯電話、といった感じ。他の人の携帯メールの使い方を見ていると、IMと同程度の使い方をしていることも多いわけで、いずれはこうなっていくんじゃないかなぁ、と思っていたのでした。

 さて、今回SONYが出したのはIM用に特化したモバイル端末(音楽・動画再生機能はおまけと見るべきでしょう)。値段も350ドルと価格はお高め。いまだ、無線LAN網が(アメリカでも)未熟な状況で出したこの製品はお試しといった色が濃く、そう簡単に売れるとは思えません。だがしかし、IMのモバイル化に注目したと言う点で「SONYはまだまだ面白いなぁ」と思ったのでした。

 この情報化社会の果てに、人が起きている=ネットワークに接続している、の時代が来るような気がします。そのとき、IMと人は1対1で結ばれる関係になるのではないでしょうか。

投稿者 nombi : 2006年08月10日 00:20

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