2007年08月06日
カテゴリ化される世界と「歌ってみた」
2ちゃんねるは日本最大の掲示板である。一般層のネット流入により相対的な地位が低下したのは否めないが、それでも掲示板では世界最大規模だ。
mixiは日本最大のSNSである。サービスインが早かったという利点と招待制という日本人好みのしそうなシステムにより勢力を広め、日本最大のコミュニティを形成した。
これらの日本で成功を収めたネットサービスには共通点がある。それは高度なカテゴリ化だ。2ちゃんねるは大まかに分けられた板があり、その中でさらに細分化したスレッドがある。mixiは細かいコミュニティが存在し、その中のトピックで話をしたりする(*1)。自分は日本国内のことしかわからないので、世界でどうカテゴリ化されているかはわからないが。
カテゴリ化(最近ではタグ化も含むか)大いに結構である。検索効率は高まるし、知の集積化も進む。基本的に悪いことはない。しかし、カテゴリ化に慣れきった人々、それは問題があるように感じるのだ。
今回はカテゴリ化とネット上の人々についての話になる。これらにニコニコ動画をからめて話していく予定だ。
*1 実際のところmixiのメインはマイミクの日記を見に行くことだと思うが、マイミクはほとんどが同じ趣味志向を持つためmixi内で知り合いになったとか、もしくはリアル知り合いである。リアル知り合いは今回の論点からはずれるため、意図的に無視してる。