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2007年01月21日
ニコニコ動画
昨日のFLASH勉強中のネタでも書いたが、この週末、ニワンゴのニコニコ動画を見ている時間が長かった。実際、プログラム時間もけっこう奪われている。
Youtubeは既存のネットワークインフラをやたらに使用しているということで、インフラ会社からかなりの批判を受けていた。だが、上には上があるわけで、このニコニコ動画というサービスはYoutubeにアップロードされた動画をそのまま利用している。Youtubeの人気をさらに利用した形だ。
システムはシンプル。動画を見ながら、コメントを送信すると、コメントを送信した時間の画面上にそのコメントが現れるというものだ。他の人が書いたコメントも見られるため、大量にコメントされるシーンはさながら言葉の波が発生したようになる。コメント一つ一つを読むことは不可能だが、すごい興奮状態であることがわかるのだ。
さて、この映像にコメントをつけるというシステムだが、思うに、これは実況の進化系なんじゃないだろうか。実況っていうのは、2chでも独立したカテゴリ化されている匿名掲示板では有名な使用法である。
一番多いのはTVの実況。同じ番組を見るもの同士が集まって、感想とか感情とかそういうものを表す場だ。匿名掲示板は大体にしてレスの文字数が少ないことが多いが、さらに文字数は少なく、書き込み数は多いというアクセスが混雑する地帯である。
まさに、実況はニコニコ動画の方向性と符合する。同じ動画を見る人間が、時間に関係なく実況の雰囲気を感じることができるツール、そう考えられるんじゃないだろうか。時間に関係ない、というのが重要なポイントだ。映像を供することができるのは大きい。
これは面白いツールである。例えば、どこかのメディアのニュースがリアルタイムでニコニコ動画にアップロードされることになれば、新しいニュースメディアが誕生する(問題もかなり多いだろうけど)。
芸人のネタだって、面白いものはコメントがつき(面白くなさすぎる場合には逆転現象が見られるかもだけど)、画面は「ワロス」「wwwwww」などで埋め尽くされるであろう。新たな双方向通信となるのではないか。
コメント数を見る限りでは、現在のところ人気なのはゲームのプレイ動画、アニメのオープニング・エンディング、後はちょいエロ系みたいだ。特にゲームは最新のゲームというよりは、ファミコン・スーファミ時代の最速攻略映像が好まれている感じだ。この傾向は、今後変わっていくことだろう。
さて、ニコニコ動画のもう一つのメリットは、Youtube上にある無数の動画の選定だ。ニコニコ動画に登録される動画のほとんどは、Youtube上の動画だ。そのうちから、日本人でもわかりやすい動画、人気を集めそうな動画がユーザーによって登録されていく。
ニコニコ動画はYoutubeのフィルタでもあるのだ。
とりあえず、エキサイトぶりを見たいなら、コードギアス 反逆のルルーシュ 第2期オープニングを見るといい。非常に歌詞を聞き分けにくいことで有名となった楽曲だが、その歌詞解釈を手助けしたり、してくれなかったりする。
投稿者 nombi : 2007年01月21日 22:38
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