2006年01月20日

ラノベとエロゲの狙いとその違い

ラノベシナリオとエロゲシナリオの違い (かーずSP)

 根本的なラノベとエロゲの狙いの違いが原因だと思うのですよ。

 ラノベってのはライトノベルとも言われるとおり、小説の一種なんですよね。つまり、評価は物語の最初から最後に対して行われるわけです。その一本の流れの中で作者は登場人物を動かす必要があります。登場人物に対する書き込みよりも、その登場人部をいかに活かして面白いストーリーを作るか、そこに重点が置かれている気がします。
 たしかに、キャラクターに依ってる度合いは普通の小説よりも大きい気もしますが、それは対象とする読者層の違いがもたらすものだと思います。基本的に、物語で評価というのは変わってないかと。

 一方、エロゲはその辺がちょっと変わってくる。
 エロゲには○○ルートと呼ばれるように、恋愛対象になる女性が変化すること(途中の選択肢、プレイの仕方の違い)によって物語が変化するものが多い。エロゲの8割以上はそういった感じです。で、エロゲーマーがエロゲを評価する際に、ルート単位で評価することってのが多いんですよねー。「○○ルートは良かったけど、××ルートはなぁ」みたいな。
 つまり、ヒロインが5人いてルートが5つあったときに、そのうち1つでゲーマーの心をつかめれば会社としては勝ち、という心理が働いているような気がするのですよ。そこまでは言わないでしょうが、すべてのシナリオで勝つ必要はないと思っているのではないでしょうか。
 そこで、広く人気を集める作品にするためにはどうすればいいかを考える。シナリオで勝負できればいいんだが、すべてのルートでがっちりしたシナリオを組んでいるような余裕はない! そこで最終的に、ヒロインとの日常を描くとか、大外しはしない定番ネタで攻めるとか、そういうことになっていく。さらに、その日常生活を描くことで、うまくヒロインたちの属性守備範囲を分散させ、その属性表現を深めることもできるわけです。こいつはツンデレ・貧乏キャラ、こいつは天然・怪力キャラね、みたいな。
 シナリオあってこそのエロゲですが、うまく自分の好みとかち合ってしまうと、シナリオがそんなに良くなくても、そこそこ評価してしまう。こういうのを狙っての、エロゲ的手法なのだと思います。つまり、キャラクターだけでもある程度、勝負できてしまうわけですね。

 ラノベ・エロゲ双方とも、例外はいくらでもあると思います。エロゲについて言えば、1つしかシナリオのないものもありますし、ルートの違いをうまく物語を深める方向に利用している場合もあります。ラノベはいくつかのシリーズしか読んでないので、何とも言えませんが。

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2005年12月09日

電子工作をしてたら執事が道具持ってきたり、飲み物を入れてくれる喫茶があったら行くかもしれん

Wonder Parlourの『執事喫茶』は12/19、20を予定(RinRin王国)
 執事喫茶って比奈×ひなHINAさわぎで聞いたのが初めてだったんだけど、みんなけっこう考えそうだよね。ちなみに、その話では執事っぽいおじいちゃんがレジ打ちをやって、若い執事がウェイターをするそうです。ちなみに、リンク先のは女性執事の模様。

半田付けカフェ?が秋葉原に開店 週末には電子工作講座も(RinRin王国)
 一時間800円ってちょっと高いんじゃないかなぁ、と思うんだけど。工具をそろえることを思うと確かに・・・って感じはしますが。オプションで使いたいものがあって利用するのはいいかもしれません。なかなか個人では所有しないであろうものが多いので。

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