2005年12月20日
電子ペーパーって意外に用途が思いつかないのよね
安価な薄型ディスプレーを商品包装に利用(上)
安価な薄型ディスプレーを商品包装に利用(下)
チカチカ点滅する商品棚とかはあまり見たくないかもなぁ(ただ、普通のスーパーの店内って照明がだいぶ明るいので、目立たない可能性もありますが)。それよりも、中に入れるおまけとして入れたほうが子供たちには影響があるような気もします。キャラクターものの画像を利用するとか。30セントでディスプレイが作れるものなら、もっと別なことに利用した方がいい気がするんですが、なかなかいい利用法が浮かびません。できて三種類の絵柄を繰り返し表示となると、子供向けにするしかなくなってしまうのでしょうか。
広告コスト的にもちょっとつらいんじゃないかなぁ。30セントのディスプレイと書いてあるけど、メモリ・バッテリは別に考えてことだろうから…下手すると1個100円くらいになっちゃうんじゃないかな。こうなると気軽に取り入れるわけには行かないわけで。将来的にRF-IDが使われるというのは現実味がありますなぁ。
2005年12月02日
新入生も日本一のスパコンユーザーに 東工大100TFLOPSグリッド、来春稼働
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0511/29/news089.html
東工大ばかわはー! 世界最速でも136TFLOPSだというのにっ! とりあえず性能が高くてもやることが特にない新入生が、いっせいにwinnyを初めて、東工大が悪の組織になったりしたら面白いかと思った。
2005年11月25日
ダイキン、「ロボぴちょんくん」発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/1125/daikin.htm
空気中のにおいを識別することによって、電撃パンチをくりだすロボぴちょんくん。しかも二連撃です。カレーを食べて近寄ってきた子供たちにも電撃パンチ! 独特のアーモンド臭を感知して、青酸カリの入ったビンをパンチ! しかも、敵をノックアウトした後には勝利のダンスです。強い。
「かみなりパンチ」は攻撃力75、命中率100%で10%の確率で相手を麻痺させる荒業ですが、これをそのままロボぴちょんくんが使えるとしたら大変です。「かわらわり」程度の攻撃力がありますので、食らったら一発で失神。しかも3台が稼動。ダイキンは何をたくらんでいるのでしょうか。
2005年11月22日
水に優しい言葉を掛けると綺麗な結晶になるというニセ科学の絵本が6億冊配られる?
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1132493916(RinRin王国)
優しい言葉をかけるだけで、結晶性がよくなるというのなら、うちの研究室でポリシリコンの結晶成長について研究している人とか、強誘電体の結晶性を研究している人とかは、一生懸命優しい言葉をかけるでしょうね! ちなみに、その方法が有効と認められると世界中で何万人という半導体研究者が優しい言葉を半導体にかけるようになるでしょう。妻よりも半導体に優しい言葉をかけて、「仕事と家庭どっちが大事なの」となり、家庭崩壊に陥るケースも有りうるはず!
とりあえず、こんな方法でうちの研究室からノーベル賞受賞者が出たりしたら、いろんな意味で悲しいので、進言するのはやめておきます。
投稿者 nombi : 00:38 | コメント (2) | トラックバック
2005年09月19日
ソフトバンク、民放5社のTV番組をネット配信へ
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050916AT1D150DY16092005.html(RinRin王国)
どういう配信形態になるかが非常に気になりますが・・・。リアルタイムの番組が見られるのか、VODなのか、CMは入るのか、とかとか。仙台でもできるだけ安くアニメがみられるようになればいいのですが・・・。CM入ってもいいから!
2005年09月14日
「無人レジ」、日本でも普及の兆し
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0509/14/news065.html
なるほど、無人レジ+監視用モニタでパッケージ販売するわけだ。レジを通ったかどうかは重さで判別するみたいなんだけど、その発想もなかなかおもしろいかも。店のサーバーには商品の重さも入っているということなんだろうな。
ならば、うちの研究室でこの間やってた、RF-IDを使って一発会計システムをどっかで採用してはくれないものか。アンテナの能力が上がれば、十分使えると思うんだけど。
2005年09月08日
“出会い記録装置”を学会で活用 人間関係マップと連携
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0509/08/news052.html
全体的にハイテクチックでかなり面白いですね。RF-IDの利用法の参考にもなりそうです。リアルの紙に書いた情報がそのまま掲示板に載るとか、SFチックでとてもよい。
こういった、自分の記憶を補助する装置として、携帯電話も進化していくんだろうなぁ、とか思ったり。携帯ももう少し通信速度等がどうにかなれば、電話+メール+SNS+IMの統合環境にもできそうですしねぇ。
携帯のIM機能については昨日の車の帰りとかにちょっと考えたり。メンバーの状態更新がリアルタイムではちと通信に障害を与えるので、5分に1回更新とかにすればそんなに問題はないはず。ハードウェアスイッチで「フリー」「ビジー」に切り替えることによって、IMを受け入れるかどうかを選択。ただし、ビジー状態からでもフリーの人には話しかけられるという技もあり、とか。ただ、自分みたいにIMのメンバー数が少ないならいいんですけど、多くなるとかなり通信に負担かけそうですよねぇ。
2005年08月02日
総務省、「地上デジタル放送に行政が果たすべき役割」への意見募集
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050801/soumu2.htm
今になって、果たすべき役割を探している総務省はかなりピンチなんじゃないか? とりあえず、総務省配布のPDFを読んでみる。
うーむ、長いぞこれは。PDF121ページとは…。その代わり、政府が地上デジタル放送に関して考えていることがかなりわかると思う。つまり、行政のデジタル化を念頭に入れた改革であるらしい。放送と通信の融合、の将来形として、PCからもテレビからもアクセスできる公共機関の窓口を作り、利用していく予定のようだ。
この間のエントリでも言及した、中継局問題についてはアメリカ・ヨーロッパの状況も含めて言及。デジタルへの移行を確定させているのに、アナログ停波の日を決めていないために買い替えがすすまないアメリカの状況を見てアナログ停波の日を決めているらしい。しかしながら、中継局のデジタル化が完了するかについては未だに総務省も把握していない模様。ソースが出せないので悪いのだが、とあるデータでは100%の中継局整備が終わる放送局は20%程度という話があった。…ほんと、放送局は災難だなぁ。
コピーワンスについては、コピーを防ぎ・海賊版DVDを防ぐことによってコンテンツのクオリティを上げようとしているようだが、現在のところ家庭でもレンタルDVD等から海賊版DVDを作れる状況から見ても、それが果たされるかについては疑問。日本人の気質から言って、いいものには比較的ちゃんと金を払うと思う。あと、コピーワンスという符号についても、デジタル放送について論議された初期に存在していた符号の中で使えそうなやつだった、というだけらしい。
受信機(デコーダ)の問題についても言及されていた。資料からは「ネットかデジタル放送を見られる環境か、どっちかあればいいや」という姿勢が見える。デジタル放送環境の普及が進んでいるが、基本的には液晶テレビを買ったらついてきたというもの(ちなみにテレビを買った理由1位は買い替えの時期だったから:資料より)。普通にそれらのテレビを買える富裕層はいいのだが、問題は新たに高いテレビを買う余裕のない層。ここを無視して「買い替えは順調に進んでいる」とは言えまい。あと、資料からはデジタルテレビを見られない(中継局の問題等で)ならケーブルテレビとかと契約しなよ、とも読み取れる。
最終的に自分が総務省に求めたいことは
・中継局整備が間に合うかどうかを調査。間に合わないなら資金援助かアナログ停波の延期。
・コピーワンスに関して抜本的な見直し。コピーフリーにするか、新技術開発に対しての投資。
・デジタルデコードチップのコストダウン研究への支援。アナログデコーダと同価格帯まで持っていく。
簡潔に言うと以上の3点。今まで散々、宣伝してしまったが、まだ修正することはできる。修正せずに押し通して、国家的な汚点を作らないようにしてもらいたいです。
2005年08月01日
ネットで地上デジタル・総務省、光回線配信を容認へ
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20050721AT1F2001Q20072005.html
どのような配信方法になるかが見ものです。問題はこの前も言いましたが、田舎ほどブロードバンド環境が整えられていないことか。中継局が対応できない地域のPCに疎い高齢者はどうしたものか。最近、無理やり地上デジタル放送化に踏み切ったのがこのままでは通信に負けてしまうと感じた放送の策略であるような気がしてきた。
2005年07月23日
電動スクーター「EC-02」に乗ってみた
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0507/21/news118.html(楽画喜堂)
これで航続距離(25~30km)がもう少し長くなって、スピードがもう少し出れば! 問題はバッテリか。電源関連は短期間で大幅な性能向上が望めないですが、何とかなってもらいたいものだ。
2005年07月14日
富士通、曲がるカラー電子ペーパーを開発
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0713/fujitsu.htm
おそらく使っている半導体材料はアモルファスシリコンか有機ELかってところか。フィルム基盤だからあまり温度の高いプロセスは使えないと思うし。これらの半導体材料は移動度が低いために、どうしても表示レスポンスが悪くなってしまうのが特徴的。書き換えは、電子ペーパー自体にプリント基板のアンテナをつけておけば、非接触でも書き換えは可能でしょう。おそらく、端っこの方に演算・電源処理用の小さいプロセッサが載っているのではないか。
最高でも1日1回程度の書き換えメディアならこれで十分な気もする。
2005年05月16日
血液で発電する電池を開発、体内埋め込み医療具に利用
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050512i315.htm(朝目新聞-asame.com)
なるほど、血中のグルコースを利用するとは。いずれ、開発が進んで大電流が流せるようになると、電気の力で超人的な体を持つ代わりにお腹がむちゃくちゃ減りやすい(グルコースを分解するため)みたいな改造人間が作られてしまうかも、かも(とても嬉しそう)。